木.Lifeシリーズ
「どんぐりの家」の最高峰シリーズです。完成時に52種類の化学物質を測定し、基準値以下に室内の空気環境を仕上げます! 外側も内側も自然素材の断熱材を採用したW断熱工法です。極力、エアコンを使わずに暮らせる家づくりを目指しています。また、井戸水を活用して災害時の水不足に備えたり、夏場に屋根を冷やして2階の温度上昇を和らげます。家族の健康と省エネに、とことんこだわるお施主様に最適です!
木Lifeシリーズ公式サイト
オーガニックでエコロジカルな住まいづくりを実現しています。
しかし、そのような木材に用いられている薬剤をはじめとする化学物質は、アトピー性皮膚炎、シックハウス症候群、化学物質過敏症などを引き起こす要因のひとつになっているのは明らかです。昔は、代々その知恵を活かし続けてきた結果、こういった問題がおのずと解決されていました。
私たち「どんぐりの家イニシア」では、これから家づくりを検討されるお客様に、木材・塗布剤などの中身の情報を明らかにして開示し、住む人をはじめ家づくりに携わる人までの健康および住環境への安全性の裏付けに基づいた家づくりを行っています。そのひとつの到達点が、この《木Lifeシリーズ》です。
この家づくりにおいては、
●オール国産材
● 厚生労働省室内環境指針13化学物質+独自39化学物質が基準値以下
● 廃棄時に環境負荷がない
● 施工時に大工・職人の健康を害さない
● 地域貢献への積極的な取り組み
を実現しています。
私たちは、「本当に良いもの」を、実際に見て、触って、試すことによって見極め、一棟一棟丹精込めてつくり上げていくことで、お客様に安心していただける家づくりを続けてまいります。
エアコンを使わない、消費エネルギーの少ない家づくり
また、太陽光発電と省エネ家電を組み合わせることによって「ゼロエネルギー住宅」となり、さらには井戸水も利用することによって緊急災害時にも役立つ家となります。
私たちは、
●自然素材に囲まれた心地良さ
●健康で安心して暮らせる喜び
●省エネで家計にも地球にも優しい家づくり
を、皆様と一緒につくり上げていきたいと考えます。
合板・集成材を使用しない天然木仕様「オール国産材」
「木Lifeシリーズ」では、良質な天然無垢材をさらに吟味して供給し、平衡含水率を考慮して、構造材は15%を、床材は5%を目安に、産地の明確な国産材で産地・材種に合わせた人工乾燥・天然乾燥材を取り揃えました。1階は奈良県の吉野ヒノキ・吉野スギ、2階は茨城県の八溝山系スギ・ヒノキを使用しています。土台と柱はすべて4寸角、リビングに鎮座する丸太柱は末口30cmの天然乾燥による樹齢70年の吉野スギを使用しています。床材は1階が吉野ヒノキ(無垢板20mm厚)、2階が大分県の津江スギ(無垢板30mm厚:鵜作り仕上げ)を使用しています。本棚・食器棚・手洗い収納などは、合板・集成材をいっさい使わずに、津江スギ(トラパネ20mm厚/30mm厚)を使用して造作したものです。国産材には、この他に紀州・美作・飫肥・尾鷲・木曽・富士・山武・秩父・日光・青森などを採用しており、さらに良いものを追求していきます。
夏涼しく冬暖かい室内空間「通気空間設計」
一方、冬は、熱源を大容量のバーモントキャスティング社製の薪ストーブ「デファイアント」を使って、一度暖まった熱を高断熱構造で逃がさないようにして、シーリングファン(4機)で温度差が少なくなるように設計されています。
ダブル断熱「デコスドライ工法+バウビオN」
これにより、家屋の全体が夏の猛暑を室内に伝えることなく、冬の暖かい熱は室内から逃がしません。しかも防湿層が不要なため調湿効果も抜群で、結露を防ぎ、家にも住む人にも優しい室内空間となっています。
さらに「バウビオN」は、燃えにくく高温にも耐え、水にも変形しない、まさに「鎧(よろい)」のような役割です。
家族がつながる室内構造「登り梁」
通常の梁(はり)は、「横架材(おうかざい)」と言って横木を水平に渡しますが、「登り梁」の場合は斜めに渡します。これによって「小屋組」を空間として利用し、居住体積を大きくするとともに、屋根を1枚にすることで居室同士や、1階と2階の空間をつなげることができます。
これで室内空間が個室化することなく、家族同士もつながってコミュニケーションがよくなります。
ゼロエネルギー住宅「太陽光発電・LED照明」
さらに、太陽光発電(5kW)を搭載しており「ゼロエネルギー住宅」を進化させた、余剰電力の売電などによる「プラスエネルギー住宅」も目指しています。
太陽光発電の売電(余剰電力)の収支はコチラ
水不足にも対応《井戸水》
太陽光発電との組み合せで、停電の際にも利用できます。
また、家屋の冷却にも利用でき「木Lifeシリーズ」では、真夏に井戸水でガルバリウム鋼板の屋根を冷やす装置を施しました。
住まう人の「個々のこだわり」が標準仕様です。
大手ハウスメーカーでは不可能な、ローコストビルダー+建売住宅とは考えが全く逆の発想です。
「木Lifeシリーズ」は、個別対応の難しい大量の工場生産体制の大手ハウスメーカーや、できるだけ手間をかけずに最短工事を目指すローコストビルダーや建売住宅とは根本的に考え方が異なり、細部まで手の込んだ仕事に徹します。
厚働省環境指針 基準値以下の室内環境「化学物質測定」
厚生労働省室内環境指針:13種類+独自基準の化学物質:39種類 (合計52種類)
の化学物質の測定を行い、基準値以下を確認しています。
化学物質塗料の排除《接着剤・コーキング》
通常、本棚・洗面収納・食器棚・床材を貼る際に使われる木工用ボンド類をいっさい使用せず、昔ながらに使われている膠(にかわ)接着剤を使用しています。また、気密性や防水性のために隙間を埋めるコーキング剤もVOC(揮発性有機化合物) 不検出のものを使用しています。
シロアリ・ゴキブリ対策に効果抜群「ホウ酸処理防蟻剤」
この防蟻剤は、オーストラリアでは1930年代から、アメリカでは1980年代から使われているもので、ハワイ州ではほとんどがホウ酸処理されています。
震度7クラスの地震への対策「コラボパワー構法」
土台・柱・梁などの構造材を、すべて4寸角以上の柱として、耐震金物・筋交い・耐力面材とを組み合わせた「耐震+制震」で、震度7クラスの地震にも対応して揺れを最大50%抑えることができます。
厳しい基準をクリアした建築設計「1棟ごとの構造計算」
1棟ごとに構造計算専門の設計事務所に「構造計算」を依頼し、重心・剛心の偏心を極力小さくするとともに、耐力壁のバランスを整えます。その結果、材積(構造材の量)が多く吹抜け勾配天井といった大空間づくりでも、強い構造となります。
内装仕上げ・設備・インテリアコーディネート
無垢床材
国産のスギ・ヒノキ・赤松・ヒバなどを、平衡含水率にこだわって選定します。自然素材ワックスの蜜蝋またはキヌカを塗って仕上げます。
内装仕上げ
珪藻土の含有量が50~80%で合成樹脂を含まない塗り壁、和紙、無垢板貼など、調湿機能の良いものを使用します。
木製建具
青森ヒバ・山武スギ・美作ヒノキなどの産地が明らかで"生産者の顔が見える"地域材を使用し、敷居のない吊戸タイプの引戸を基本にしています。
造作家具
国産の無垢板を使用した、大工さん・建具職人さんによる手づくりの食器棚・収納庫などです。
キッチン・浴室・洗面
エクステリア
リビングの続きとして広めのウッドデッキを設け、庭との繋がりを大切にします。造作の車庫から、門扉・塀・花壇・植栽までをトータルにご提案します。
外壁
板貼り・漆喰塗り壁・ガルバ鋼板貼りの貼り分けを基本にして一部に大谷石貼りも採用しています。
太陽光発電の売電(余剰電力)の収支
詳細は、下記の「10年目の収支」および「10年目の所見」をご覧ください。
1年目~9年目の発電量・売電金額・支払電気代(単位:円)
※延床面積:45坪、Q値:1.59、LED照明、第3種換気。
※三菱太陽光発電5kW搭載。
※オール電化、エコキュート、エアコン設置なし。
※冬:電気ストーブ(6台)使用。夏:扇風機(4台)使用。
※12月~3月は薪ストーブ使用。(4年目から本格的に使用開始)
1年目の所見
売電・使用電気代の収支が約57,000円の黒字に!
「木Lifeシリーズ」の1年間の売電・使用電気代の収支が出ました。何と約57,000の黒字になりました! 2度の夏を、エアコンを設置せずに扇風機・3台で過ごしました。また、冬は週に1~2度ほど薪ストーブで"暖"を取り、その他の日は、小型の電気ストーブ・4台で過ごしました。薪ストーブ用の薪が山で手に入るようになると、毎日、薪ストーブライフが楽しめて、さらに電気代もかからなくなります!
2年目の所見
売電・使用電気代の収支が2年目も黒字に!!
「木Lifeシリーズ」の売電・使用電気代の2年目の結果が出ました。今年も、ほぼ昨年と同じで黒字となりました。3度目の夏も、最近になって、やっとピークが過ぎましたが、今だにエアコンなしで暮らしています! なお、猛暑対策として窓の外側に「遮熱シート」を斜めに貼って、通風しながら遮熱してきましたが、やはり時間とともに輻射熱は伝わってきました。
3年目の所見
売電・使用電気代の収支が3年目も黒字に!!
8月が終わり、3年目の結果が出ました。3年目は、発電量が大きく減ったことと、電気代が年々値上がりしていることが影響して、黒字幅が小さくなりました。発電量が大きく減った原因が気候によるものなのか、パネルの性能によるものなのかは、もう1年、様子を見ることとして、いずれにしても、電気代が高くなっていくことや、7年後には売電がなくなることを考えて、近い将来には蓄電池を導入する必要になってくるのではないかと思います。
4年目の所見
冬場の電気代が、昨年より約46,000円も削減!
4年目は、冬場の12月~3月の夕方以降に「薪ストーブ」を頻繁に使用したことにより、冬場の電気代が、昨年より約46,000円も削減できました!
5年目の所見
冬売電・使用電気代の収支が、5年目は、過去最高の黒字に!!
4年目の12月・1月は電気使用料の方が多くて赤字月でしたが、5年目は赤字月がなくなり、収支も過去最高の105,208円の黒字になりました! やはり冬場(12月~3月)の暖房費を薪ストーブで賄えるのが大きな節約になっています。5年間の太陽光発電システム5kWの年間発電量は4,200kW~4,800kWというバラツキのある結果になり、日照時間に大きく左右されることが改めてわかりました。来年度は、売電価格が26円/kWになります。これから太陽光発電を計画される場合には、最低でも5kW以上載せないと収支が黒字にならないと思われます。
8年目の所見
買取価格が42円/kWでしたので下表の金額ですが、現在の24円/kWで計算すると75.4万円です! 野田市で5kW搭載の場合、年平均発電量(余剰電力)は4,400kW~4,500kW、月平均は370kW~380kWというデータになりました。今後の目指す方向性としては、できるだけたくさん載せて蓄電し、電力の自給自足を目指すと良いのではと思います。
9年目の所見
9年目の売電・使用電気代の収支は91,891円の黒字!
9年目の収支(売電金額-支払金額)は、91,891円のプラス(黒字)でした! これで9年連続黒字収支となり、累計655,267円となりました。発電量(余剰)は、当初の4,700Kw/年から現在は4,100Kw/年と約13%減になっています。気候(日照条件)にも左右されますが、これ以上減らないことを願っています。冬場の暖を薪ストーブで賄うようにすると、年間使用電量が4,000Kwで足りる目途が付きましたので、蓄電池を利用して電気の自給自足を目指したいと思います。1年後には売電も終了してしまいますので、電気自動車も視野に入れて蓄電池探しに力を入れたいと思います。あとは、太陽光発電装置が長持ちしてくれることを願うばかりです!
10年目の所見
売電・使用電気代の収支が、10年目は57,781円の黒字。10年間の収支では713,048円の黒字に!!
FIT(Feed-in Tariff:固定価格買取制度)による余剰電力買取期間10年が経過し、令和4年中頃より買取価格が42円/kWから8.5円/kWに下がりました!
木Lifeシリーズ 物件概要
住 所…千葉県野田市山崎2184-1
延床面積…151.67平方メートル(45.88坪)
1階…93.98平方メートル(28.42坪)
2階…57.69平方メートル(17.45坪)
※ご売却済みです