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研修レポート

福島・いわき研修を行いました

平成24年10月2日(火) 10:00出発~20:00帰社
参加者…佐野設計(弊社・設計顧問会社):2名、伊豆野設計(弊社・構造設計顧問会社):1名、弊社:1名

※下のそれぞれの画像をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。

弊社の本店および初代みずきモデルハウスの構造材を納めていただいた、いわき市の赤井製材所さんが、協同組合を発足されて震災後の復活を遂げた様子を拝見し、合わせて構造用大断面材、木質2方向ラーメン工法、ログハウス・丸太構造を研修させていただき、福祉施設の見学もさせていただきました。

製品倉庫製品倉庫製品倉庫協同組合協同組合協同組合 いわき材加工センター勿来工場野田を10時に出発し、その途中の江戸川台で伊豆野先生が合流され、協同組合のある勿来(なこそ)へ向いました。「勿来インターチェンジにまで繋がっているのでは?」と思うほど隣接した「協同組合 いわき材加工センター勿来工場」に着きました。

震災では地割れがひどく、やっと復活したばかりで舗装も建物も真新しく、復活に懸ける意気込みが、ひしひしと伝わってきました!

300mm角材300mm角材300mm角材含水率測定器含水率測定器含水率測定器高木部長と鈴木常務から説明を受けながら、まず赤井製材さんが得意とする「大径木+長尺物」の製品を見せていただきました。

300mm角×8mの材木でも含水率を15%以下にコントロールできることにはビックリです!この驚くべき乾燥技術の秘密は、高周波乾燥のレベルの上のいく「マイクロ波乾燥」にありました。大分研修でトライウッドさんが「これからはマイクロ波に力を入れていきたい」とおっしゃっていたことが現実的になってきた感じです。

バイオマス燃料施設バイオマス燃料施設バイオマス燃料施設マイクロ波乾燥窯マイクロ波乾燥窯マイクロ波乾燥窯バイオマス許可証バイオマス許可証バイオマス許可証次に、乾燥窯および隣接するバイオマス装置を見せていただきました。蒸気式中低温の乾燥窯が、いくつも並ぶ右端に「マイクロ波乾燥窯」がありました。

マイクロ波乾燥窯は、大径木でもムラが少なく、含水率をコントロールできる優れものですが、設備が高額なのと電気代が高額というデメリットがあります。乾燥窯の隣りには木質バイオマス燃料装置があります。交付金を受けて製造した装置で、この施設のエネルギーをまかなっています。

貯木場貯木場貯木場製品倉庫製品倉庫製品倉庫協同組合での最後の見学として、乾燥後の製品を養生している倉庫群を抜けて貯木場を見学し、次へ向いました。

貯木場には、組合員が集めた半径50Km圏の「八溝山系スギ丸太」が並んでいます。


食堂食堂食堂エントランスエントランスエントランスはまなす荘はまなす荘 はまなす荘次に訪れたのは、貯木場から車で20分位のところにある障害者支援福祉施設「はまなす荘」です。


通路通路両側に大小異なる居室があります男女別棟になっていて1人部屋・2人部屋・4人部屋があります。全自動入浴器全自動入浴器全自動入浴器です。まだ一度も使う機会がないそうですが、スタンバイされています。全自動で、体がピカピカになる優れものですが、価格は数百万円とのこと…。
1年半前に完成した施設で、ここでは赤井製材さんの構造用大断面集成材が使われています。平屋建て2,700平方メートル・居室40室・収容人数100名を超える収容数は、県内でも数少ないそうです。しかしながら、施設は立派なのですが、労働賃金の関係で、働き手が少ないのが問題とのことです。


製品倉庫製品倉庫製品倉庫構造用大断面集成材構造用大断面集成材構造用大断面集成材研修の最後は、赤井製材さんにうかがい、鈴木社長と合流しました。ここは、6年前に弊社の本店を建てる際に一度訪れた所です。

12m物の木材が並んでいます。これを利用して、木造の体育館・倉庫・公共施設などを、柱をなくして大空間で造ることができます。すでに近隣では、数多くの施設に使われています。

ログログログログ用のニューマシンログ用のニューマシンログ用のニューマシンここまでは、前回訪問した際もお聞きした内容ですが、震災復興のボランティア活動において、ログの仮設住宅を数多く建ててきた経験をベースに、ログ用のニューマシンを導入し、歯型代を払えばオリジナルのログハウスが造れるようになっていました。

その他、大断面の長尺ものを使ってスパンを大きくし、柱をなくすことができたり、大手にも負けない木造ラーメン工法の家や、丸太柱・梁の家やログハウスまで、オリジナルでできることを確認させていただき、とても有意義な研修となりました。

赤井製材の皆さん、残業時間まで熱心に、ご説明をしていただき、ありがとうございました。近々、採用させていただきたいと思います。