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どんぐりの家のリノベーション

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築26年の木造2階建てのリノベーションです。

流山市西初石4丁目にある平成3年1月新築(築26年)の木造2階建て(延床面積:118.41㎡/35.74坪)のリノベーションです。
断熱改修および耐震改修をメインに、自然素材「どんぐりの家」仕様に改修していきます。

① 事前チェックを行いました ─ 2017年7月中旬

事前チェックにて、確認申請図面通りに現況の建物が建てられているか確認します。特に、柱位置・壁量および壁位置は重要です!

② 工事内容と概算金額をご提示しました

まだ前・所有者様がお住まいのなか、一度、内見させていただきました。細部までは拝見できませんでしたが、おおむね検討ができ、工事内容と概算金額を提示します。幸い屋根瓦とバルコニー防水は、とても良い施工状況であることが確認でき、改修工事費用が他に掛けられそうです。なお、壁の内部や天井の裏および床下の状況は、解体してからの判断になりますので予備費にて計上になり、後ほど詳細見積りで精算になる予定です。


③ 耐震基準適合証申請およびお清め祭などの準備作業を行いました

今回は築20年超ですが、住宅ローン控除(最大200万円)適用になるための耐震基準適合証を取得する予定で、耐震改修工事を行います。9月上旬に、神主さんをお呼びして、改修工事のお清め祭を取り行い、翌日からいよいよ解体工事が始まります。


④ 工事車両・搬入スペースを確保します(外構の解体)─ 2017年9月中旬

初日の解体は、まず工事の車両および搬入を確保するためもあり、外構の解体です。残すところを決めて、外構計画図に基づいて、ていねい・迅速に進んでいます。

⑤ 大工さんの手壊しによる解体作業が始まりました!

2日目からは内部の解体作業が始まりました。今回は、解体業者さんではなく、大工さんが改修工事を見据えながらの、手壊しによる、ていねいな解体作業になります。

⑥ 地質調査を兼ねた地盤調査を行いました

5日目には地質調査も兼ねた地盤調査を行いました。結果は良好で、30KN/㎡以上の支持力があり、ひとまず安心。増し基礎も布基礎にて行えそうです。

⑦ 耐震診断を行いました

耐震診断は、とても厳しい判断になります! 耐震補強する際に行う構造計算で苦闘しています。和瓦が載った屋根の重さと壁量のバランス、および1階・2階の柱壁の不一致が課題になっています。現在、1階が2DKになっているのを、1LDKの広々空間にするための補強・壁量に知恵を絞っていきます。

⑧ お施主様との現地打ち合わせを行いました

7日目はお施主様との現地打ち合わせの立会いです。大工さんの休日を利用して、解体半ばでの構造を見ながら現地で打ち合わせです。解体が終わるとすぐ上下水道の設備工事が入るので、キッチン・風呂・洗面・トイレを決めていくことになり、この打ち合わせは重要です。※色決めは後日でもOKです。


⑨ スケルトン状態になりました!

12日目には床もほとんど剥がれてスケルトン状態です。柱・梁・土台などの主要構造材が集成材でなかったのが幸いします。一部で断熱材(グラスウール)が湿気による黒カビが発生してましたが、柱には影響なく良い状態です。エアコンのスリーブが筋交いを欠いてしまっている箇所と、2階からの排水管が梁を大きく欠いてしまっている箇所がわかったので補強します。

⑩ 配管工事と腐食土台の補強工事を行いました

大工さんの(手が)空いている間に、ショールームで選んだ水回り設備機器(風呂・キッチン・洗面・トイレ)に合わせて、配管を先行しました。さらに、湿式のお風呂であったので土台の腐食がひどく交換しました。勝手口および玄関引違い戸が解体されてなくなりましたので、手づくりの簡易ドアを付けました。

⑪ 基礎工事および金物補強工事を行いました

新たに壁ができるところの3箇所に、基礎を新設しました。大きくした風呂は、既存の基礎を撤去して、新たに基礎を打ちました。防湿フィルムを施して湿気対策も万全を期します。耐震診断による構造計算に基づいて、補強金物やホールダウン金物を適材適所に施工していきます。この後、間崩れしている2階の床の補強を行います。


⑫ 第三者機関による「耐震基準適合証の現場検査」を行いました

住宅ローン減税を受けるためには「耐震基準適合証」を取得する必要があります。そのための金物補強および基礎の追加・耐力壁の追加補強を行い、日本住宅保証検査機構による現場検査が行われました。大工さんにも立会っていただき、スムーズに検査も終了し、めでたく耐震基準適合証を受け取ることができました。

LinkIcon すべての耐震補強部施工写真はコチラ

⑬ 構造体の補修・補強が終わり、内装工事が始まりました!

構造体の第三者機関による検査が終了し、壁体内および床下・小屋裏の工事が終了。いよいよ内装工事へと進んできました! まず、2階から断熱材のセルロースファイバーの充填工事が始まりました。圧密度55kでの吹込み作業です。玄関には新しいドアが入り、出窓下には基礎が増設されて収納ができる予定です。ユニットバスも入り、パイプスペースもできてきました。


⑭ 断熱工事が終了し、大工工事の完了に向けて、急ピッチで作業が続きます!

造作工事が多いため、お施主様との現場打合せも毎週のように行われて、現場に伝達されていきます。高さ・奥行・段数など、細部にわたって"漏れ"のないように現場へ伝達されていきます。これが、お施主様の満足度につながっていきます。


⑮ 大工工事の終了後、左官屋さんの珪藻土塗り壁工事も終わり、いよいよ完成間近です!

キッチン・食器棚もセットされ、お施主様の「こだわりのタイル」も綺麗に仕上がっています! 適材適所にオーダー収納が豊富にできあがりました。2階の床は、階段からすべてコルク敷きになっています。外は足場がはずれ、塗り替えて綺麗になった外観がお披露目となりました! 後程の南面掃き出し窓にはウッドデッキで繋がります。


⑯ お施主様との最終立会いも滞りなく終了し、間もなくお引渡しを迎えます!─ 2018年2月中旬

9月半ばから慎重に解体作業が始まり、5ヶ月に及ぶ大規模修繕工事が完了になります。新築同様に生まれ変わりました! お施主様のご協力によって「完成見学会」を行うこともできました!「リノベーション」をご検討中の数多くのお客様にご覧いただき、とても良いお言葉もいただきましたこと、感謝いたします。



⑰ 築26年の家が、さらに30年住み継げる家へと甦りました!─ 2018年2月下旬 お引渡し

構造計算書一式・設計図書一式・耐震基準適合証・取扱い説明書・アフター保証書および本キーのお引渡しをもって、お施主様へお引渡しが完了しました!
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