弊社へのお問い合わせやご相談、建築過程での打ち合わせなどで、これまでお客様からいただいたご質問やご相談の内容をQ&A形式にまとめました。ぜひ、今後の住まいづくりにお役立てください。
どんぐりの家はどうして"夏涼しく、冬暖かい"のですか?
室内側に唯一、防湿層不要の断熱工法となる「デコスドライ断熱工法」を採用しています。このデコスドライ工法の高い断熱性能に加えて、調湿機能にも優れた内装仕上げ材を使うとともに、調湿性能が高い珪藻土や漆喰(しっくい)などで仕上げています。これらによって、夏場の不快な湿気を吸収し、冬場は逆に(湿気を)放出し、高い断熱性能で、一度暖まった熱を逃がしません。
弊社では、機械設備を極力使わずに、自然素材と平立面の工夫で(=パッシブ住宅)、省エネで健康的なゼロエネ住宅を目指しています。さらに、近年の真夏対策としては、遮熱シートの採用やダブル断熱(ダブル調湿)があります。
「人と地球に優しい本物の家づくり」とはどういうことですか?
弊社では、極力、機械設備を使わずに(=パッシブデザイン)、自然素材の持つ特徴を最大限に活かして、人にも地球環境にも負荷を与えず、「完成して感動・住んで感動」していただける家づくりを目指しています。
お客様のご要望は、土地探し・二世帯・併用住宅・ペット同居・平屋など、一人ひとり異なります。さらにご予算もさまざまです。そのお客様一人ひとりに満足していただけることが「本物の家づくり」になると考えています。
この思想をベースに、
●自然素材に囲まれた心地良さ
●安心して暮らせる喜び
●省エネで家計にも地球にも優しい家づくり
を目指しています。
「自然素材の住宅」って、よく聞きますが、御社の特徴は何ですか?
一般的には、内装の仕上げ材をビニールクロス貼りから自然素材(板貼り、ぬり壁、和紙など)に替えて「自然素材住宅」と称していることが多いようですが、弊社は、内装仕上げ材はもちろん、内部の断熱材も自然素材にこだわっています。デコスドライ工法は室内側の防湿層が不要のため、「断熱材+内装仕上げ材」のダブル自然素材の効果もあります。
さらに、デコスドライ工法のセルロースファイバーはリサイクル可能な素材のため、地球環境に負荷をかけません。また、内装仕上げ材の下地としては、石膏ボードに変わる自然素材耐火ボードの「バウビオT」や外断熱材「バウビオN」(併用してダブル断熱)もオプションでご用意しています。
内装仕上げ材に良く使う珪藻土や漆喰の塗り壁材は、必ず成分表を取り寄せて、含有量のチェックと、合成樹脂が入っていない自然素材のものかどうかを調べます。そして実際に施工実験をして、塗りやすさ・メンテナンスの方法などを検討してお客様へおすすめしています。
無垢材(柱、梁、床材など)は平衡含水率をもとに、構造材は樹種産地によって天然乾燥/人工乾燥を選別して含水率15%前後のものを、床材は5%前後のものを使用しています。
子供がアレルギー体質なんですが…。
これまで弊社のモデルハウスにご来場いただいたお客様の中にもアレルギー体質でお悩みの方が多くいらっしゃいました。アレルギーは、ハウスダストが原因なのか、それ以外の化学物質が原因なのかは、はっきりとは断定できませんが、モデルハウスにご来場いただいたお客様は、ほとんどの方が「見学の間は楽になった」とおっしゃいます。お子様も床に寝ころんだり元気いっぱい遊んでいます。一度、野田本店となりの花井モデルハウスにお越しください。
ハウスダストの場合は、結露が原因でカビが生え、ダニが湧いてその死骸がハウスダストになったり、新建材やビニールクロスに発生する静電気にホコリが溜まって風で舞ったりしますので、そういう原因を作らないようにすることが大切です。
化学物質過敏症でお悩みだったお客様のご入居後の感想(動画)で紹介していますのでご覧ください。
地震・台風・火災に強い家を建てたいのですが…。
弊社は、木造2階建てでは義務化されていない構造計算を、一棟ごとに構造専門の設計士に依頼して行ない、梁背を決め、重心・剛芯の偏芯を押さえてバランスよく耐力壁を配置しています。吹抜け現し構造でも、垂直加重水平剛性に強い構造を造っています。これにより、一般のローコスト住宅や建売住宅と比較すると、材積(構造材の体積)が格段に多くなっています。
また、デコスドライ断熱工法は火にも強く、外壁45分準耐火構造・外壁30分防火構造も大臣認定を受けています。
木材にはどのような種類がありますか? それぞれ用途が違うのですか?
一般に木造住宅で構造材としてよく使われている樹種は「スギ」「ヒノキ」「マツ」「ヒバ」があります。スギ・ヒノキは、戦後の植林政策から60年を迎え、建築材として適齢期に入った国産材が日本各地に豊富にあります。
●スギ・ヒノキは、芯材を柱や梁に、辺材を床材や羽目板に、その他の部分も広い用途に利用します。
●マツは、粘り強い特性を活かして、芯材を梁に、辺材を床材に使用します。
●ヒバは、「ヒノキチオール」という白アリが嫌う成分を多く含んでいるので、主に土台に使用します。
「吉野ヒノキ」「木曾ヒノキ」「青森ヒバ」など、産地によってブランド化されていて高価なものもあります。
弊社では木材を選定するにあたって、産地、節なし/節あり、天然乾燥/人工乾燥、背割れあり/背割れなし、含水率、ヤング係数など、その家づくりに合った選択を、お客様と打ち合わせを重ねながら行なっています。
最初から竣工までの打ち合せは、どのように行なわれますか?
まずは野田市内に2つあるモデルハウスをご覧いただき、弊社の家づくりへの取り組みを、わかりやすくご説明します。弊社と一緒に家づくりを楽しみたいという共感を持っていただけましたら概算見積りをお出しします。
そして資金計画、スケジュールなどを打ち合わせた後、設計契約を結んでいただいて本格設計に入ります。平面・立面・断面・仕様などが決まって正式にお見積り提出後に、再度、資金計画と工程の打ち合わせを行ない、建築工事請負契約が結ばれます。
その後は工程表(進行スケジュール)に基づいて工事が進んで行きます。その間の打ち合わせは、基本的には弊社にて行ない、場合によっては訪問させていただいて打ち合わせさせていただくことも可能です。
また、最初のご来店からお引渡しまでの間には、無料プラン相談会、壁塗り比べ体験会、建築中構造見学会、完成披露内覧会など、毎月イベントを開催していますので、打ち合わせも兼ねて、これらにご参加いただいているお客様も数多くいらっしゃいます。
設計は、どのような設計士さんが行なってくれるのですか?
弊社の設計については、自社設計室の担当者の他に、弊社が毎月1回開催している「無料プラン作成相談会」を主催している、弊社の設計顧問の「佐野建築設計室」主宰・佐野先生に行なっていただいています。
佐野先生は、住宅設計、店舗設計、福祉施設設計など、幅広い分野でご活躍され、経験豊富な方です。素材選びから工法、地球環境、エネルギーまで、幅広い相談に応じていただけます。
インテリアや収納についても相談にのっていただけますか?
弊社には「インテリアコーディネーター」の資格を持った社員がいますので、個別にご相談に応じます。計画(プラン)の段階からのイメージづくりが大切だと思いますので、特に間接照明を多く使う場合などには、早目の打ち合わせを行なっています。
収納については、「見せる収納(=見せても良い収納)」と「見せない収納(=見せたくない収納)」がありますので、遠慮なくご相談ください。
御社で建てた注文住宅を見学することはできますか?
お施主様のご了解のもとに「完成披露内覧会」を行なっています。随時、イベント案内のページでご案内していますので、ぜひご参加ください。また、一度お問い合わせいただきましたお客様には、ホームページではお知らせしない「非公開物件見学会」のご案内もさせていただいていますので、こちらについても、お気軽にお問い合わせください。さらに、ご入居後1年を経過して感想をお聞かせいただけるお施主様宅の見学ツアーも行なっています。
施工途中の現場を見学したいのですが…。
常時、10~15ヶ所の現場を建築中ですので、着工間もない現場から完成間近なところまで、ご覧になりたい現場を、随時、ご覧いただけます。基礎・土台・柱・梁・断熱工法・職人さんなど、ぜひ見ていただきたいところです。
現在の施工中現場は、学べる施工現場見学のページでご案内していますので、ご覧になりたい現場を、お気軽にお申し付けください。詳しい解説付きでご案内いたします。
御社では、土地も探していただけるのですか?
「家づくりは、土地も建物もどちらも大切なものだ」と弊社は考えています。地元・野田市内では、さまざまなご要望に対応できるように、土地情報(売主物件・仲介物件)を豊富に取り揃えています。その他、周辺の土地情報も独自の情報網にて提供しています。お申し付けいただきました土地探しは、最後まで責任を持ってお探ししていますので、皆様よりたいへんご好評をいただいています。
弊社の取り扱っている物件は、一部ですが土地情報のページでご紹介しています。その他にも多数の物件がご紹介できますので、(それぞれの土地情報のページの)「土地ご希望入力フォーム」からご要望をお聞かせください。